漢詩は、世界最短型の文学の枠といわれます。こんな理屈をしらなくても、漢詩を読めば、そのすばらしさが分かります。わが国に漢字が伝わって以来、日本人は、漢詩を読み、味わい、そして作ってきています。私たちの日常生活の中にも「春眠 暁を覚えず」など、漢詩の一節を盛り込むこともしばしばあります。
実際、わが国で漢詩の影響を受けた歌や文章は幾多もあり、わが文化は、漢詩抜きでは語れぬぼどです。
このような漢詩が自分で作れたら、なんとすばらしく有意義なことでしょう。あなたもぜひ、本講座で漢詩の作り方を習得し、自由自在に漢詩を作り、人生を豊かにうるおいあるものにしてください。
絶世の美女
楊貴妃
 いま、全国で漢詩を作ることが静かなブームになっていることをご存じですか。とくに漢詩鑑賞ファンをはじめ、吟詠家(詩吟)、書道愛好家など、自分で漢詩を作り、吟じたい、書きたいとの声を聞きます。そこで、その熱い願いを叶えていただくために開講したのが「漢詩創作講座」です。よく、漢字を単に五つ四行(五言絶句)、または、七つ四行(七言絶句)並べて、漢詩だと想っている方がいますが、これを漢詩とはいいません。
 漢詩には、いくつかの作るきまりがあるのです。それは、漢詩がもともと歌うために作られたからなのです。歌うための歌詞であったため、歌いやすい語呂やリズムが必要なのです。このことが自然に漢詩作りのきまりになってきたのです。
 といっても、この漢詩作りのきまりはそんな難しいものではありません。さいわい、本講座では、漢詩・漢文教育50年の名物講師:坂本担道・多久弘一両先生が、漢詩作りのきまりから名詩の鑑賞まで、やさしく指導します。
本講座を受講さえすれば、自然・人生・旅・情愛など、あなたの感じたままを漢詩にすることができるのです。世界の文学の枠といわれる漢詩を、あなたも作れるようになってください。
  漢詩作りには、無限ともいえる楽しさがあります。まず、詩想が固まり作詩する過程の楽しさです。そして、できあがった漢詩を指導者に添削してもらう楽しさへと続いていきます。先生の添削講評をもとに、反省してり、次回に望みをかける楽しさもあります。
 第二の楽しさは、詩友を得る楽しさです。詩を媒介にした無二の友人ができれば、お互いさらに切磋琢磨し、一生のつき合いも必ず生まれます。
第三には、詩集を編む楽しさです。むかしから、詩を作ったなら一詩もおろそかにせず、何首か集まったら詩集を編むことが詩作向上の近道ともいわれています。そして、その詩集が何冊にもなれば、まさに努力の結晶として一生の財産ともなり得るのです。
 第四の楽しさは、吟行の楽しさです。四季折々の旅や外出先で、風景・自然などを詠えることです。とくに、いく人かの詩友との吟行は、なにものにもかえがたい喜びとなるはずです。漢詩作りの楽しさは、いくらでもあるのです。漢詩作りがこの楽しさにまで高かっていくよう、本講座では指導します。ぜひ、本講座を受講し、この楽しさを体験してください。
 むかしから作詩上達には、三多(さんた)がよいといわれます。三多とは、多読(名漢詩を数多く読む)、多作(漢詩を数多く作る)、多推敲(作った詩を何回も直す)のこと。この三つのことを忠実に守って作詩していくと上達もことのほか早くなります。本講座では、鑑賞・創作、そして推敲の実際の仕方まで徹底的に指導します。
 漢詩作りはなんといっても熟語(詩語という)の使い方が大切です。漢詩には、私たちが日常生活でまず使わない詩語がでてきますが、この特殊な表現後句を駆使できれば、漢詩作りの醍醐味も倍加します。本講座の鑑賞編(多久弘一先生の指導)で、李白・杜・杜牧・白居易......などの名詩鑑賞を通して詩語の扱い方を指導します。
 漢詩作りには、いくつかの大切なきますがあります。私たちは、中国の名詩を読む場合、訓読(日本読み)していますが、やはり連綿とつづいてきたきまりに従って作ってこそ、漢詩といえるのです。創作編(坂本坦道先生指導)で、やさしく、楽しくこのきまりを覚えれば、あなたは自由・自在に漢詩がつくれるようになります。
 本講座では、漢詩作りに必要な大切なきまりがよく理解できたかどうか、また、漢詩について、ぜひ知っておきたい知識を問題集にして解答してもらいます。つぎに、本講座でもっとも大事な実作添削です。漢詩作りのきまりに従って作っていけば、本格的なあなたの漢詩がものにできます。問題集・実作添削とも個人指導です。
 漢詩の大きな特性として、作った詩を人に贈ったり、また贈られたりすることがあります。年賀状をはじめ、婚礼、長寿の祝い、新築祝い、入学・成人祝い、叙勲祝い、あるいは弔悼など、友人・知人の人生儀礼の際に漢詩が活用できます。漢詩の活用の仕方までを指導するのは、本講座だけです。安心して学んでください。